もう Debian やめる

一昨年の秋に、研究室のサーバー三台を Windows から Linux にした。そのとき Debian を選んだ。すでに当時の Debian (woody) もけっこうレガシーな代物だったが、勝手にそろそろ次のバージョンがリリースされるだろうという予想をして、Debian を選んだのだ。それから今に至が、相変わらず Debian のバージョンは woody だ。いくら安定したシステム優先といったって、もうすべてが古すぎ。すでに研究室のサーバーに入れてあるいくつかのパッケージは stable のものだと使えないので backport されたものとか、test のものとかを入れている。そんなわけでメンテナンスがちょっと面倒。いい加減に woody 疲れた。

ということで、あまっているマシンに Gentoo 環境を構築中。順次、サーバーのバックアップをとったりなんだりして、Debian 捨てて Gentoo に移行する予定。FreeBSD とかも魅力的な選択肢ではあるのだが。サーバーの HDD もそろそろ年代ものになってきて怪しいのでついでに新しいやつに換装する。Gentoo にして不安な点といえばマシンの CPU が VIA の C3 と非力なのでコンパイルが多くなるようだと実際の運営に支障を来すのではないかと。幸い三台ともマシンのスペックは同じなので distcc で分散コンパイルしてパッケージ作ってしまえば、他の二台にもそのままインストールできる。まあ大丈夫だろうと思う。

そんで、まあ、Debian ってこの先どうなるんだろう。最近は全然 Debian ネタは追いかけていないのだけど、Debian の魅力って今となっては何なのか不明。