Objective-C

少しずつ Objective-C + Cocoa の勉強。Mac OS X には Xcode という IDE が無料で付いてくる◎ Objective-C + Cocoa な組み合わせは、数年前に少しかじったのだけど、よく考え方が理解できずちゃんと勉強しなかった。最近になって Python というダイナミックな言語をやるにようなったからか理解が進む◎

Objective-Cコンパイル言語なのに、オブジェクト同士のメッセージはすべて実行時に決定されるというから面白い。Objective-C というと名前からは C++ のイメージが連想されてしまうかもしれないが、むしろこれは Python だったり Ruby という感覚だ。ヘッダファイルで定義してないメソッドを呼んでも(コンパイラは警告を出すが)ビルド可能で、プログラム実行時にそのメソッドをオブジェクトが持っていれば問題ない。

それと Interface Builder というインターフェースをグラフィカルに編集できるソフトウェアとの組み合わせが非常に強力。Windows だと Delphi の評価が高くて研究室に置いてあるので以前使ってみたけど、Objective-C + Cocoa + Interface Builder の組み合わせはレベルが違う。この柔軟な環境は Objective-C あってこそなんだろうなぁ。残念ながらあまりにマイナーな言語がマイナーな OS に載っているのでこの感動を分かってくれる人は少ないかもしれん。GNUStep という手はあるにはあるようだが、長いことベータ(アルファ?)状態らしいし。