Mac OS X で Python パッケージのインストーラ

Mac OS X には Python が付いてくる◎ もちろん後から Fink とか Portage とかから別途インストールはできるのだけど、せっかくなので標準装備を使ってやりたい。標準装備の Python は他の Mac OS X のソフトウェアやライブラリと同じく、/System/Library/Frameworks/Python.framework にライブラリなどがインストールされている。当然、sys.path もそこを指している。site-packages はリンクになっていて、実態は /Library/Python/2.3 を指している。よって配布されているパッケージはここにインストールすればよい。

Windows のようなインストーラ形式をつくることができれば便利。実際に Mac OS X の .mpkg インストーラ形式にしてくれるソフトウェアがあった。py2app(py2exe の Mac 版)に付属してくる bdist_mpkg というツール。bdist_wininst の Mac 版といったところですかね。

とりあえず Universal Feed Parser を使ってインストーラを作成してみた。py2app (0.1.7) をインストールして、Feed Parser が展開されたフォルダで

$ python setup.py bdist_mpkg

としてみただけでは、

error: invalid command 'bdist_mpkg' (no module named 'distutils.command.bdist_mpkg')

というエラーになってしまった。setup.py を編集して

import bdist_mpkg

を追加したらうまくいった。うまくパスが通ってないみたい。ちゃんと dist フォルダに feedparser-3.3.mpkg が作成されてイントールできた◎