Mac mini

僕が初めて触ったコンピュータは父親の Macintosh Plus で、その影響もあって、大学に入るまではずっと Mac ユーザーだった。大学三年の終わりに、さすがに周りの環境との違いが支障になりだしたので、Windows ユーザーになった。そのとき使っていた MacGentoo Linux を入れてサーバーとして今も動いてる。そういう経緯もあって、AppleMac に対しては今でも特別な想いがあるのだ。たまにふと Mac が恋しくなるのだ。

今回の Mac mini は非常に魅力的な製品だ。iLife '05 も付いてくる。ムービー編集みたなことはしないから、HDD も 40GB あればとりあえずは大丈夫。デジカメの写真を iPhoto で整理するとともに、 iTunes を使ったサウンドボックス的な使い方をしてみたい。その上で、BSD マシンとして楽しんでみたい。もちろん完全に趣味マシンにする。

話はそれるが、iPhoto の出来は素晴らしい。使い易いインターフェースは Apple だから当然だとしても、スライドショーのときは特に何の設定することなしにバックグラウンドミュージックが流れる。ポイントは何の設定をしなくてもというところだ。何でもない写真なのに、音楽があるだけで何だか特別な思い出に感じてしまう。そいういう雰囲気作りまで演出してくるのが iPhoto の凄さであって、Apple ならではだ。もちろん iTunes との連携もバッチリなので、自分で好きな音楽を選んで流すことも出来る。ソフトウェア単体の良さだけではなく、それを使う人を中心とした環境作りまでしてくれるのが Mac だ。

さて、Mac mini はメモリが 256 MB しかないので増設しないといけないと思う。PC2700 だから本体価格にプラス一万円前後の出費が必要になってしまう。また、次期 MacOS X 10.4 Tiger の発売も迫っている。Mac mini を買うとしたら、Tiger が発売されてからかな。そのときにはメモリも少しは安くなっているといいけれど。